少し前の日本では離婚に踏み切る家庭が少なく、少数派のシングルマザーにとってはとても辛く生きにくい時代がありました。
ですが、現代の日本社会では3組に1組は離婚していると言われており、離婚そのものが決して珍しいものではない時代になっています。
無理して苦しく辛い結婚生活を続けるのはなく、シングルマザーの道を選択することで明るく幸せな人生を手にしている人もたくさんいます。
そんなシングルマザーの第二の人生スタートのきっかけともなりえる「恋愛」
シングルマザーのあなたは「恋愛はしてみたいけど怖い」と感じているかもしれませんね。
ですが、子供がいることで独身女性のように自由な恋愛はできないものの、注意点さえ守っていればシングルマザーだって恋愛を楽しめるんです。
シングルマザーは恋愛しちゃだめ?
シングルマザーとなると、どうしても「ひとりの女性であることより、母としての責務」が強くなってしまいますよね。
そのため「母」以外の姿をみせることで、世間から非難される立場になってしまうことがあります。
これは残念ながら避けられない事実です。
特に「シングルマザーの恋愛」に関して、世間の目が厳しいというのは通説ですよね。
世間の目には「”母”としての責任を放棄して”女として”生きている」と映ってしまいがちなんですよね…。
ですが、シングルマザーだから恋愛してはいけないなんてことはありません。
子供だってママがおしゃれもせず、辛い苦しい思いをして働いて、人生を楽しんでいない姿をみているのは辛いですよね。

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シングルマザーの恋愛で気をつけたい注意点6つ
とはいえ、冒頭でもお伝えした通り、シングルマザーは独身時代のような恋愛はもうできません。
ここからは「シンママの恋愛で注意すべきこと6つ」を紹介します。
- 子供中心の生活を絶対壊さないこと
- 子供を言い訳にした恋愛はしないこと
- 子供と彼を無理に会わせないこと
- 彼氏の言いなりにならないこと
- 無理して彼氏に時間を合わせないこと
- 交際=結婚と考えないこと
この注意点が守れないと…子供もあなたも悲しい思いをする結果となってしまうかもしれません。
子供中心の生活を絶対壊さないこと
シンママが恋愛をするうえで、コントロールが最も難しい点が「子供中心だった生活が変わってしまう」ことです。
女性は好きな人ができると、どうしても「女」になってしまいます。
ですが、シングルマザーの場合はどんなときでも「母」であることを忘れてはいけません。
”女”と”母”を切り分けて行動してしまうと…どうしても子供をおざなりにし、放置してしまう時間ができてしまうからです。
稀にニュースでも事件になっていますよね…。
恋愛に走ることで子供に寂しい思いをさせてしまったり、時には子供を殺してしまったり…このため、世間ではシングルマザーの恋愛は快く思われない傾向にあるのです。
「子供が幸せな状況だからこそ、恋愛を楽しめる」
いつでも子供が一番、という優先順位を常に意識しておきたいですね。
余談ですが、モテるシングルマザーは「芯のある、凛とした女性」です。
恋愛だけのために、一番大事な存在であるはずの「子供」を最優先できない人は、そもそも男性にも大事にされないんですよ。

子供を言い訳にした恋愛はしないこと
「子供には男親が必要」
「子供の養育費のために、金銭面でも父親が必要」
このような子供を理由とした上での恋愛はおすすめしません。
恋愛や再婚に関しては、子供とあなたが自然にいられる存在の男性とするべきです。
無理に理由をつくってこじつけてしまうと、また別れの要因となってしまいますよ。
子供としても勝手に「この子のために良いだろう」と押し付けられると迷惑です。

子供と彼を無理に会わせないこと
交際する男性が「子供を受け入れてくれるかどうか」の見極めは必要ですよね。
ですが、もし彼が子供を受け入れられないのであれば、お互いを無理に会わせて受け入れさせようとする努力はしないでください。
彼と子供がうまくいかない場合は、縁がなかったとすんなり諦めましょう。
また、彼だけでなく、子供の気持ちをまず第一に考えることも絶対に忘れないでくださいね。
子供が嫌がる素振りがあれば、焦らずに時期を待つこと。
場合によっては「別れる」ことも考えましょう。
世界中に男性はたくさんいますが、子供とっての「お母さん」は世界であなた1人しか居ないんです。
彼氏の言いなりにならないこと
シングルマザーというと「離婚歴がある」「子連れ」だという理由から、彼氏ができても相手に対して負い目を持ってしまいがちではないでしょうか。
しかしそれは大きな間違いなです。
どんな経歴であっても、過去はその人が生きた証であり、その人を形成してきた軌跡です。
この点は独身女性の恋愛と同じ。
恋愛関係という特別な仲になる場合、男女がイーブンの対等を築けなければ恋愛とは呼べません。
シングルマザーであることに負い目を感じずに、堂々とした恋愛を楽しみましょう。

無理して彼氏に時間を合わせないこと
子供がいる場合、子供がいる人にしか理解のできない生活リズムがありますよね。
「夜遅くは子供が寝ているから迷惑」
このような一般的な想像はできるかもしれませんが、子供との生活リズムはもっともっと複雑です。
シングルマザーが独身男性と恋愛をする場合、相手の生活リズムに合わせて自分の睡眠時間を削ったり、子供との時間を削らなければならない要求をされることもあるでしょう。
ですが、相手に時間を合わせていなければならないような恋愛は長続きしません。
あなたの生活リズムを理解し、相手もあなたに合わせてくれるような恋愛ができなければ後々うまくいかなくなるでしょう。

交際=結婚と考えないこと
結婚歴・離婚歴のあるシングルマザーは、交際してから再婚までのスピードが早い傾向があります。
経験があるからこそ大変なことは理解しつつも、結婚することへのハードルが低くなっているんですね。
また「早く金銭的にも精神的にも楽になりたい」という願望から、夫婦で協力して生計をたてたり、一家団欒への憧れが強いこともあるでしょう。
ですが、恋人になった相手が未婚の独身男性であれば、結婚への意識が低い可能性は高いでしょう。
特に子供がいる相手との結婚となると…「ちょっと考えさせて!」とすぐに答えを出せない男性が多いはずです。
あなたの一方的な感情で結婚を切り出すことで「重い」と相手にプレッシャーを与え、お互いに良い関係が築けなくなってしまいます。
交際と結婚をすぐに結びつけず、相手の立場を尊重しながらじっくり愛を育みましょう。

シングルマザーでも幸せな恋愛はできます
世間一般的に「シングルマザーの恋愛は難しい」と言われることも少なくありません。
その理由はやはり守るべき子供の存在があるからですよね。
親の恋愛している姿が子供の成長に悪影響と言われることもあります。
しかし、それはママたち恋愛の仕方次第です。
数々の問題を乗り越えて、再婚して幸せなステップファミリーを手に入れているママもたくさんいます。
厚生労働省の調査によると、新たに婚姻するカップルのうち、4分の1の家庭はどちらかが再婚、またはどちらも再婚のカップルです。
「男性との出会いがない…」
出会いがないママでも、無料の出会い系アプリで半年で彼氏をつくったママや、3ヶ月で結婚相談所で再婚相手をみつけたママもいます。
出会いは積極的に行動していればいくらでもありますよ。
恋愛に夢中になって、育児放棄をしたり、子供を邪魔者扱いするなど「母」としての姿を見失うのは言語道断ですが、子供を尊重しつつあなた自身ための恋愛をすれば…
きっと幸せな恋愛ができるようになりますよ。
