シングルマザーの再婚率はどれくらいなのか、ご存知ですか?
厚生労働省が発表している平成28年度の「婚姻に関する統計」によると、平成27年の婚姻総数635,156組に対して、”夫妻とも再婚”または”どちらか一方が再婚”である割合は26.8%です。
つまり、
「結婚したカップルの、4組に1組が”再婚”」
このような統計結果となっています。
筆者も、離婚〜シングルマザーを経験したのち、再婚して幸せなステップファミリーを手に入れたひとりです。
筆者の友人にも、母子家庭を経て再婚をした人は多くいますので、シングルマザーでも再婚のチャンスは十分にあるということです。
この記事では、
- シングルマザーが再婚相手と出会う方法やきっかけ
- 子連れ再婚の注意点
私と友人シングルマザーたちの「実際の体験」に基づきながら紹介していきます。
シングルマザーで再婚!出会いのきっかけは?
シングルマザーの中には、
「もう一度結婚したい」
再婚したい理由は「経済的に安定したい」「頼れる夫がほしい」「子供にパパをつくってあげたい」など人それぞれだと思いますが、再婚を前向きに考えているママは少なくないはずです。
再婚したいシングルマザーにとって、どうやったら再婚相手と出会えるのか…気になるところですよね。
まず、この章では「シングルマザーの出会いのきっかけ」についてご紹介しますね。
出会いのきっかけは「職場」
私の体験談です。
離婚後の私の勤務先は、飲食店でした。
料理を運んだり注文を受けたり、レジで会計をしたり…とフロントスタッフをしていたのですが、偶然、私が働いている飲食店に、昔の職場の同僚が友人数人と食事をしに来店したのです。
この偶然の再会が私たち夫婦の出会いのきっかけとなり、連絡を取り合うようになりました。
シングルマザーでも彼氏はできる【恋愛体験談】職場での出会い出会いのきっかけは「友人の紹介」
私の友人シングルマザーは、高校時代からの友人に紹介されたことをきっかけに、再婚相手と出会いました。
それまで再婚という考えに対してネガティブな考えをもっていた友人は、その男性と出会ったことをきっかけに、再婚への考えを改めるようになったのだそうです。
現在、再婚したその友人は「再婚して本当によかった」と、とても幸せそうです。
なかには「結婚相談所」がきっかけとなった人も
私の先輩シングルマザーは、子供から、
「パパが欲しい」
こう言われたことをきっかけに、結婚相談所に通うようになりました。
その結果、子供のことも自分のことも愛してくれる、素敵な旦那さんに出会うことができました。
結婚相談所に入会するときにはとても勇気がいったそうなのですが、今では「入会して本当によかった」と笑顔で話をしています。
再婚したいシングルマザー向け【格安】結婚相談所おすすめ3選【口コミあり】その他、再婚のきっかけ
そのほか、子連れ再婚の体験談として、
など、数々の体験談を掲載していますので、是非ご参考になさってくださいね。
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子連れ再婚を決意するとき
私は子供が1歳に満たない年齢で離婚をしたのですが、子供が2歳になる前にすでに再婚をしています。
男性とお付き合いすることと、再婚することは、全く別問題ですよね。
ここからは「子連れ再婚に踏み切ったきっかけ」を、私や友人シングルマザーの体験からいくつかご紹介します。
長い交際期間を経て、プロポーズされたとき
私の友人の話です。
初婚では、当時付き合っていた1つ年下の男性と授かり結婚。
そのときは安定した職に就いているわけでもなく、貯金をしていたわけでもなかったので、生活は毎月カツカツだったそうです。
そんな新婚生活だったため、どうしても些細なことで夫婦喧嘩をしてしまい、その結果、子供が6ヶ月のときに離婚。
離婚後はフルタイムで働き、ご両親に協力してもらいながら子育てをしていたそうです。
そんなとき、高校時代から慕ってくれていた先輩と再会し、告白されたことをきっかけに交際をスタート。
交際3年目になった頃、突然のプロポーズ。
自分のことを大切にしてくれたことも嬉しかったそうですが、なにより子供のことを同じように愛してくれたことが、再婚を決意したきっかけとなったようです。
「この人とならやっていける」
こう確信した友人は、プロポーズをOKしたのだそうです。
子供がパパを欲しがったとき
これは私の先輩シングルマザーの体験談です。
幼稚園に通う娘の、ある一言がきっかけとなり再婚を決意したそうです。
出産後すぐに離婚をした先輩。
娘さんは物心がつかないうちから、父親がいないことが当たり前でした。
ある日、いつものように娘を幼稚園に迎えにいくと、
「私にパパはいないの?」
こんなことを言われたそうです。
お友達のパパと遊んだり、お友達が家族みんなでお出掛けした話を聞いて「パパが欲しい!」と泣いてしまうようになってしまったとのこと。
ついには、七夕の日に娘さんが「パパができますように」と短冊に願いを書いたことをみて、先輩シングルマザーは本気で再婚を決意。
ツヴァイ結婚相談所に入会し、3ヶ月で再婚相手と出会い、無事再婚を果たして子供の夢を叶えられました。
シングルマザーが焦るのやめたら10ヶ月で再婚できた【婚活体験談】ツヴァイ結婚紹介所お金の苦労はもうしたくない、と思ったとき
最後は私の体験談です。
シングルマザーだった私は、子供の欲しいおもちゃを買ってあげることができませんでした。
実家暮らしだったものの、実家も経済的に裕福な家庭でなかったため、実家へ毎月3万円を入れなければなりませんでした。
子供を保育園に入れることも考えたのですが、どの保育園がいっぱいで入れないとのこと。
保育園の空き待つしか選択肢がなかった私は、昼間は子供の面倒をみて、夜は両親に子供を預けて飲食店で働いていました。
実家に3万円入れることは私にとって金銭的に厳しいことでしたが「アパートを借りて住むよりは安い」と考えていた私は、そのサイクルを続けていました。
母子家庭が実家に住むメリット・デメリット【注意】児童扶養手当の所得制限しかし、子供の体調が悪く、両親から電話が入ることもしばしば…アルバイトを早退せざるを得ないことも少なくありませんでした。
結果、子供の消耗品や車のローンなどの支払いだけで、生活費は毎月カツカツ。
将来のための貯金はおろか、子供に新しいおもちゃ買ってあげることさえできず、周りの家庭と比べては、
「もっとお金があればなぁ…」
いつも私は自己嫌悪に陥っていました。
そんなときに、子供が生まれる前に働いていた職場の同僚との出会いがありました。
子供を遊びに連れていってくれたり、おもちゃを買ってくれたり…と、子供が喜ぶことをしてくれた彼。
子供を大切にしてくれるその姿をみて、私は再婚を決意しました。
いつ再婚できる?【無料】シングルマザーにおすすめの電話占い3選再婚相手のチェックポイント
とはいえ、いざ再婚をするとなると、いろんな不安がありますよね。
私も再婚を考えた当時、1歳半の子供がいましたので、いろいろな心配ごとがありました。
勢いで再婚してしまうと、後々「再婚なんてしなければよかった…」なんて後悔してしまうこともありえます。
あんなに離婚で傷ついたのに、また同じことを繰り返すのはもううんざりですよね。
そんな後悔をしないために…
最後に、私や私の友人シングルマザーが、再婚相手に対してチェックしていたポイントをいくつかご紹介しますね。
生活感
初めての結婚では、相手の職業やルックス・肩書きなどに、どうしても目がいってしまいますよね。
気が合うかどうか・趣味を共有し合えるかどうか、などの性格面も気にされると思います。
ですが、「再婚」で重視しなければならないのは「生活感」です。
生活を共にする人ですから、気が合うかどうかではなく、日々のこまごまとした生活に対する考え方やライフスタイルを重要視しましょう。
いざ結婚してみると「自分のことばっかりで最悪な人だった…」なんてことも実際にありますから、まずは同棲してみるのがおすすめです。
付き合っているだけならまだ引き返せますので、「本当にこの人とやっていけるのか」という面をみるためにも、子供と生活するとはどういうことなのかを相手にみせるためにも、再婚を考え始めたら、まずは同棲をしてみましょう。
私の友人の体験談ですが、再婚を前提にお付き合いしていた人と同棲を始めた結果、
「趣味に費やす時間がなくなる」
こんなことを、当時交際していた男性から言われたそうです。
よく男性は、
「子供は大好きだから、大丈夫」
なんて軽々しく口にしますが、“子育て”と“子供好き”は全く違います。
”子供好き”なのと、”子育てできるかどうか”はまた違いますので、実際に生活をしてみて、子供を優先する姿勢がある男性かどうかはチェックしておきましょう。
金銭感覚
金銭感覚は、再婚にあたって、とても慎重に考えるべきポイントです。
お金の問題は揉め事の原因になります。
ギャンブル好きの相手と再婚することはあまりないかもしれませんが、私が重要視しているのは「ゲームの課金」です。
今スマホのゲームアプリがすごく流行っていますが、なかには10万円・20万円など、とんでもない金額を課金してしまう人もいます。
子供の学費など、将来のためにお金を貯めたいシングルマザーの気持ちは、子供を育てた経験のない初婚の男性には理解できません。
また、子供を育てるということに、どのくらいお金がかかるのかも分かっていません。
ですから、再婚を決意する前に、相手の金銭感覚に関しては必ずチェックしておきましょう。
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再婚するときの一番大切なポイントは、やはり「子供」です。
再婚相手も、あなたが”バツイチ子持ち”であることを理解して交際を始めたわけですから、子供とうまくやっていこうとする意思はある程度あるはずです。
しかし、その意思は、それは必ずしも「子供との相性が良い」ことには結びつきません。
子供の年齢がまだ幼い間でしたら、それほど再婚相手を拒否することはないかもしれませんが、小学生くらいの年齢になると、子供の自我が芽生えはじめます。
子供も、好き嫌いの判別をするのです。
さらに思春期くらいの年齢になると、再婚に対して拒否感を示す可能性もあります。
子供に再婚を理解してもらえるかどうかは、一番重要なポイントです。
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シングルマザーも幸せになろう
シングルマザーの出会いや再婚のきっかけ、また再婚相手のチェックポイントについてご紹介しました。
特に子供のことは心配ごとも多いかもしれませんが、多くのシングルマザーは恋愛と子供の問題を乗り越え、再婚の幸せを手にいれています。
再婚して幸せになっているシングルマザーの多くは「ポジティブ」です。
「どうせ私なんて…」
このような弱気で自分に自信のない女性は、誰からも愛されません。
まずは、自信をもち、ポジティブになって、出会いの場を探してみてくださいね。
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