シングルマザーと交際することは、子供のいない独身女性と交際することとは大きく異なります。
あなたは「シングルマザーかどうかなんて関係ない!彼女が好きだ!」と考えるかもしれませんね。
しかし彼女がシングルマザーである以上、彼女と付き合う上で子供の存在を切り離して考えることは絶対にできないのです。
この記事では、シングルマザーだった私の実体験をもとに、シングルマザーを好きになってしまった男性へ伝えたいことをご紹介します。
シングルマザーの恋愛心理や不安を解消する方法を理解すれば、彼女とより強い絆を結ぶ第一歩となるでしょう。
本気の恋愛であることをしっかり伝えてあげて
まず最初に知っておいてほしいことは、シングルマザーの彼女には、
「本気の恋愛であることをしっかりと伝えてあげることが大切」
だということです。
あなたは「ちゃんと付き合っているのになぜそんなことが不安になるの?」と不思議に思うかもしれません。
しかしそこにはシングルマザーならではの悩みがあるのです。
彼女はあなたが本気なのか不安に思っている
シングルマザーは「寂しい」「誰かに頼りたい」こんな理由から、残念ながら男性から遊ばれやすい傾向があります。
シングルマザーの女性は男性を完全に信頼するまでに時間がかかります。
実際の私の体験談となるのですが、
「シングルマザーとなんか、本気でつき合うわけない」
このような、とても失礼な考えの男性から言い寄られたことが何度もありました。
こういった態度を男性からとられるにつれ「シングルマザーはもう普通の女性として恋愛することはできないのかな…」と大きなショックを感じたことを覚えています。
あなたの彼女がこのような体験をしているかどうかは別としても、シングルマザーのほとんどはつらい離婚を経験していますよね。
そのため、男性を深く信頼することに慎重になってしまうのは仕方のないことなのです。
シングルマザーには愛情をちゃんと伝えよう
彼女を安心させてあげるためにも、あなたがいかに彼女のことを大切に思っているかを日頃からしっかりと伝えてあげてください。
独身女性との恋愛に比べると、少々重く感じてしまうかもしれませんが、あなたがまっすぐと愛情を伝えることで彼女との絆を強めることができるはずです。

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対等な関係であることを伝えてあげて
シングルマザーは、自分に子供がいることを彼氏に対して申し訳なく感じています。
「私のようなシングルマザーと付き合うことで、彼が周囲から何か言われるのではないか」
こんな不安を感じてしまうのです。
また常に子供と一緒であるため、子供のいないカップルと同じようには振る舞えないことにも罪悪感を感じてしまいます。
実際に私も彼に対して申し訳ない気持ちを抱えていた時期がありました。
その時は「ごめんね」という言葉が口癖になってしまい、不安や罪悪感のあまり、彼と一緒に過ごす時間を楽しむことができなくなってしまったことがありました。
そんな時彼に言われたのは、
「当たり前だけど、僕は対等だと思ってる。自分で自分を苦しめてない?」
という言葉でした。
彼の「当たり前だけど、対等だ」という言葉を聞いて、心の中に溜まっていたモヤモヤした気持ちがすっと晴れやかになったのを覚えています。
対等な関係になることで彼女はより心を開く
対等な関係であるということが彼女にしっかりと伝わると、彼女はあなたに対してより心を開き、なんでも話してくれるようになるでしょう。
申し訳ない気持ちを抱えたままでいると、どうしても「これを言ったら嫌われてしまうのでは?」と彼女はどうしても引けを感じてしまいます。
そうなると、お互いになかなか素直に話せなくなってしまいますよね。
- お互いが対等な関係であること
- シングルマザーでも後ろめたく感じる必要はないこと
彼女にしっかりと伝えて、お互い心を開いて付き合える関係性を目指しましょう。

2人で過ごす時間を意識的にもって
シングルマザーの彼女は、どうしても子供の世話に追われる時間が多くなってしまいます。
育児に忙しい彼女に「2人で過ごす時間をもちたい」と言うのは少々気が引けてしまうかもしれませんね。
ですが、子供ばかり優先している彼女に対して、あなたは少し寂しいと感じてしまうこともあるはずです。
子供を大切に思うことや、子供を優先する気持ちはとても大切なことです。
ですが、だからといって2人の関係をいつも後回しにしていると、いつのまにかお互いの間に隙間ができてしまうこともあります。
どんどんと気持ちが離れていってしまうのは、とても悲しいことですよね。
そのような状態に陥るのを防ぐためにも、意識的に2人の時間を持つことが大切なのです。
2人で過ごす時間が家族としての絆を強くする
恋人という関係から家族という関係になっても、夫婦として良い関係を続けるためには、2人のコミュニケーションがとても重要なのは間違いありません。
私は再婚後も意識的に「夫と2人の時間をもつ」ようにしています。
そうすることで、お互いが思っていることをはっきりと伝えることができたり、不満を溜め込むことがなくなりました。
2人で過ごす時間をもって絆を強めることは、子供との関係性も含めて、家族として良い方向へと導いてくれるということを覚えておきましょう。
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責任を感じすぎなくても良い
シングルマザーの彼女と本気で恋愛しているからといって「覚悟を決めなくては!」と気負いすぎる必要はありません。
再婚した後の生活がどのようになるのかは、実際に家族になるまでなかなか予想できないのは当然のことです。
特にあなたが初婚の場合、結婚生活とはどのようなものかさえ想像もできないかもしれませんね。
そんな状態で責任やプレッシャーを感じすぎてしまうと「理想の家族像」や「完璧な父親」を求めすぎて疲弊してしまうでしょう。
また付き合っていくうちに、
「彼女と子供に対して一生責任をもつ覚悟ができないかもしれない…」
と感じることもあるかもしれませんね。
ですが不安にならなくても大丈夫です。
誰でも先のみえない未来を想像して心配になるのは当たり前のことなのです。
「一緒に幸せになりたい」で大丈夫
「覚悟を決めきれない、不安だ」と感じても、あなたに「彼女と一緒に幸せになりたい」という気持ちがある限り、心配しすぎる必要はありません。
まだ起こってもいない事態を想像して不安になるよりも、彼女や彼女の子供と一緒に時間を過ごすことで、自信を積み重ねていくことが大切なのです。
私の彼も、まだふたりが恋人同士として付き合っているとき、
「結婚生活がどうなるのか想像がつかない」
このような不安を口にしていた時がありました。
私たちの場合は、結婚(私にとっては再婚)に至るまで、3年間じっくり時間をかけて共に過ごしたことで、彼の不安な気持ちはゆっくりと自信へと変化していったようです。
あまり考えすぎずに時間を積み重ねることで、お互いの覚悟を育てることにつながりました。
今は不安でいっぱいかもしれませんが、彼女や彼女の子どもと共に過ごす時間を楽しみながら少しずつ不安を解消していけばいいんですよ。

あなたが彼女の大きな支えになっている
シングルマザーの女性は自立した考えを持っている人が多いですよね。
そんな彼女に対して、
「俺なんて必要ないのかも…」
こんなふうに感じた経験がある男性も多いのではないでしょうか。
シングルマザーの女性は、これまで女手一つで生活し子供を育ててきました。自立した考えを持っているのは、自然なことと言えるでしょう。
ですが、
「彼女は自立しているから、あなたのことを必要としていない」
ということではありません。
あなたの存在はかけがえのないもの
シングルマザーとして子供の人生を背負いながら生活することは、大きなプレッシャーをともないます。
彼女は今まで独りで全てを背負って生きてきました。
それがいかに孤独でつらいことだったかを想像してみてください。
不安に苛まれながら孤独や金銭的な不安と闘ってきた彼女にとって、人生をともに歩いてくれるあなたの存在はとても大きなものなのです。
「自分は彼女に何も与えられないのではないか」
このように後ろ向きに考える必要は全くありません。
これまで彼女が背負ってきたものが、あなたの存在によって軽減されているんですよ。
ゆっくりと信頼関係を築こう
今回は、シングルマザーを好きになってしまった男性に伝えたいことについてご紹介しました。
シングルマザーとの恋愛は、特に未婚の男性にとって難しく感じてしまうこともあるでしょう。
ですが、お互いを想う気持ちがある限り、彼女との関係をあきらめる必要はないのです。
お互いに寄り添いながら信頼関係を深め、心地よい関係性を築いていきましょう。

