シングルマザーの経験も、再婚の経験もあるshioriです。
私自身の恋愛経験や友人シングルマザーたちの体験談を聞くと、シングルマザーは「遊びの対象」とされることが多々あります。
シングルマザーは恋愛対象としてみられることはあっても、結婚対象にされないことがよくあるのです。
特に、相手の男性が未婚の場合に多いです。
子供もおらず、まだバツイチではなかった独身時代は、たくさんの男性からアピールされていたのに、
「シングルマザーになってから、男性から本気にされない」
こんな話もよく耳にします。
再婚したいシングルマザーは多いです。
幸せを手に入れるために再婚したいのに…遊ばれて終わり、なんて恋愛での失敗はもう繰り返したくないですよね?
シングルマザーはどうして遊ばれやすいのでしょう?
遊ばれやすい理由や遊ばれないための対処法を、シングルマザーたちの体験談を交えながらご紹介します。
シングルマザーが遊ばれやすい理由4つ
子供がいるから
シングルマザーにとって、何よりも大切なのは子供。
まわりから「親バカじゃん」と言われてしまうほど、子供を溺愛しているママも多いでしょう。
離婚し、女手ひとつで育てていくと決心したからこそ、子供を誰よりも大切に考えていますし、それを理解してくれる男性もいます。
しかし男性がいくら「子供が大切」だと理解はできたとしても、それを受け入れられるのかというと、それはまた別の問題です。
「シングルマザーでも問題ないよ」
「子供がいてもいいよ」
このように口では言っていても、本心は違うことも多いのです。
実際、友人シングルマザーの彼氏のなかには、子供のことを理解していると言っていたにも関わらず、最終的には、
「子供がいると自分の時間がなくなる」
こういって離れていった男性もいます。
その友人シングルマザーは、彼と結婚を前提に付き合い始め、同棲をしていました。
最初は順調にうまくいっていたのですが、わずか数日間の出張で浮気をされてしまったのだとか。
問い詰めた結果、彼は浮気を白状したらしいのですが、次第に逆ギレ。
「子供がいたら、自分の時間がなくなるからもう無理」
こう言って別れを切り出されたそうです。
同棲を始めるとき、散々「子供がいても大丈夫」と話し合って決めたことだったのに…結果的に理解されなかったとショックを受けたそうです。
パパとなる男性を求めている
男性からみたシングルマザーは「パパになってくれる男性を求めている」と、勝手に思われていることも多いです。
離婚したばかりのシングルマザーのなかには、正直「もう結婚はこりごり」なんて思う人も多いですよね。
私もそう思っていたうちのひとりです。
ですので、適度な距離感を保てる彼氏がいるだけで十分でした。
ですが、男性側は「パパになってくれる男性が求められている」と思いこんでいますから、
こういう図式が自然に出来あがるようです。
実際、友人シングルマザーには以前交際をしていた男性がいました。
交際自体は順調だったものの、半年ほど経った頃急に、
「ごめん。やっぱり子供を育てていく自信がない」
こういって、突然別れを切り出されたそうです。
一切結婚の話などしていなかったにも関わらず…半年という年月の間で、
「再婚してパパにならなきゃ…」
こんな焦りが相手の男性に出てきたのかもしれません。
男性にとって「パパになる」というのはプレッシャーでもありますし、度胸や覚悟がいるものです。
ママは妊娠が分かった時点で”母親”を意識していますが、男性が急に”父親”を意識することは難しいのでしょうね。
守ってあげなくても大丈夫
男性の恋愛心理として、自分よりも弱い立場の女性を支えてあげたくなる傾向があります。
男性は「守ってあげたくなるような女性」に惹かれます。
しかし、シングルマザーはどんなに辛くてもひとりで子供を守らなければなりませんから、強い女性が多いですよね。
それが仇となり、男性から「守ってあげなくても生きていける、強い女性」とみられることも。
子育て・仕事・家事と、なんでもひとりでこなしてしまうシングルマザーは、「俺なんていなくても大丈夫」と解釈されてしまうことがあるのです。
既婚者が近寄ってきやすい
毎日毎日、仕事や家事を子供のために頑張り続けていると、誰かに甘えたくなってしまうのがシングルマザーの心理ですよね。
辛い状況に陥ったとき、優しくしてくれる男性や寄り添うように近づいてくる男性には、思わず「辛い」と泣き言を言いたくなってしまいます。
しかしこういった「表向き優しい男性」は既婚者の可能性が大いにあります。
独身の男性はシングルマザーと知ると「重い…」と感じがちですが、既婚者男性はシングルマザーでも関係なく口説きます。
既婚男性が発する、
「離婚を考えている」
「妻とは別居中なんだ」
これは上等文句で、彼らは再婚をほのめかす言葉を平気で口にします。
シングルマザーは「不倫なんて絶対しない」こう思っていても、実際は流されやすいのです。
既婚男性は、シングルマザーの苦労も子供のことも表面上とても理解してくれます。
仕事や子供で忙しいシングルマザー側にとっても、恋愛に振り回されてしまうことも頭を悩まされることもなく、気楽に付き合えます。
これは私が実際に、不倫を経験したことから言えるのです。
不倫しそうになったときは、まず「子供」のことを一番に考えてください。
不倫の恋なんて、ほんの一時的な感情です。
恋愛中は心が安らぐこともあるかもしれませんが、その後の展開は「不倫なんてしなければよかった」と後悔する気持ちにしかなりません。

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シングルマザーが遊ばれない女になる方法4つ
シングルマザーは遊ばれやすい…体験談とともに紹介しました。
続いて、シングルマザーが遊ばれない女になるにはどうすればいいのか、その対処法についてご紹介していきます。
母でも女でもあるという意識をもつ
シングルマザーで恋愛がするとき、彼氏に対して、
- 母親である自分
- 子持ちの自分
こんな部分をみせてはいけない、もしみせてしまったら恋愛が成立しないのでは…このように思い込んでいるママも多いのではないでしょうか。
普段は「お母さん」として頑張っていますから、恋愛中くらいは”女”を楽しみたい気持ちも十分に理解できます。
しかしシングルマザーである以上、母親でもあり女でもあるのは事実です。
本当の自分を隠して恋愛してしまうと、精神的に辛くなってしまうのです。
「どちらのあなたも好きだよ」
こう言ってくれる男性こそが、真剣に恋愛できる大人の男性です。
下手に出ない
シングルマザーの恋愛が難しいと思われている原因のひとつに、
「子供がいるから…」
このような相手の男性に対する後ろめたさがあります。
本来、子供がいてもいなくても恋愛には関係ないはずですが、シングルマザーの心理は「迷惑をかけている」と思ってしまいがちです。
この考えのまま恋愛してしまうと、
「子供がいるのに、付き合ってもらっている」
このように下手に出てしまいがちです。
どんな出会いであっても、男女はお互いは対等な関係であるべきです。
このようなあなたの態度がバレてしまうと、相手の男性から「付き合ってあげている」と足元をみられ、遊ばれてしまう原因となります。

都合のいい女にならない
「シングルマザーだから」
このように恋愛を諦めてしまうのは勿体ないですが、シングルマザーは仕事や子育て、そして家事に恋愛….毎日忙しいのは事実ですよね。
シングルマザーの恋愛では、母子家庭の生活環境を相手の男性に理解してもらえなければ長続きしません。
働き方によっては、睡眠時間を削り、ふたりで会える時間をつくることも出来るかもしれませんが、相手の男性の生活リズムに合わせてばかりだと、必ずいつかお互い疲れてしまう日がきます。
また前章の通り、相手の男性にあわせてばかりでは、
「俺のために何でもする女」
「言いなりの女」
「都合のいい女」
このように足元をみられてしまいますよ。
あなたと子供のために、男性にも努力してもらうことが大切なのです。
シングルマザーの基本である子育てや仕事を理解できないような男性なら、交際に限らず、再婚なんてとんでもない話ですよね。

子供のため…という考えは捨てる
独身女性であってもシングルマザーであっても、恋愛は「自分のため」にするものです。
誰かのために恋愛をするのは、基本的に間違っています。
しかしシングルマザーは、恋愛対象の男性のことをどこかで「子供の父親」として評価基準を設けてしまい、付き合っている間に「この人が子供のパパだったら…」と考えてしまいますよね。
実際、再婚して幸せになるシングルマザーもたくさんいますから、これは子持ちだからこそ自然に考えてしまうことでもあります。
しかし恋愛をはじめて間もない頃から「子供のパパにぴったりな男性」という視点で点数をつけだすと、肝心な恋愛を楽しむことはできません。
子供がいるからこそ、子供と相性の良い男性を求める気持ちは十分に理解できますが、まずはあなたが好きな男性と恋愛を楽しむことからはじめましょう。
最初から男性に「再婚」や「理想のパパ像」ばかりを迫ってしまうと、男性は怖気づき、逃げたくなるものです。

まとめ
独身時代に比べ、シングルマザーは男性から遊ばれてしまうことも多いでしょう。
実際、子供のことや母子家庭の生活を理解してもらえず別れることになったという話も、友人シングルマザーの間ではよくある話です。
しかし男性全員が全員、そうだというわけではありません。
シングルマザーが恋愛で幸せになるために重要なのは、
母子家庭であることを卑下する必要は全くありませんし、あなたの全てを受け入れられない男性なんて、そもそも必要ないのです。
男性に足元をみられるような弱気な態度が「遊ばれる女」の原因です。
あなたの一番大事な人は、子供です。
子供との生活をいつでも第一に、凛とした態度で恋愛を楽しんでくださいね。
