ひとりで悩んでしまい、負のスパイラルにはまってしまうことってありますよね。
2人の子供を育てているシングルマザーの私も、かつてはそうでした。
大嫌いな元夫と別れられて、
「もうこれで顔をみなくて済む!せいせいした!」
「これからは子どもたちと楽しく暮らそう」
離婚当初はこのように意気込んでいた私でしたが、仕事・育児・家事に追われる日々が続き…徐々にストレスを感じてしまうようになりました。
そんなとき、私は大好きな本を読むことで、マイナス思考からポジティブ思考に…前向きになる思考回路を身につけました。
本を読むと、考えが変わり視野が広がります。
そして「強く生きよう!」と前向きな気持ちになれるので、もしあなたが今辛いと感じていたら、本を読む時間をつくってみてください。
今回は私が辛いときに読んでいた「シングルマザーが前向きになれる本3冊」をご紹介します。
シングルマザーが前向きになれる本 3冊
1. 絶対、なんとかなる!
この本は、銀座まるかんの創設者である斎藤一人さんの著書です。
斎藤一人さんの本は他にも沢山ありますが、この本は「悩みごとが多いシングルマザー」におすすめな本です。
悩むよりも「なんとかなる」と思うこと。
この書籍のなかでは「なんとかなる」という言葉がたくさん出てきます。
シングルマザーは、仕事をして育児をして家事をして…悩みごとを一度にたくさん抱えていることが多いですよね。
しかし、悩みは尽きないけれど、そうそう簡単に考えがまとまったり、すぐに解決するような悩みを抱えているわけではありません。
毎日毎日、モヤモヤしながら、
「どうしよう…」
こんなふうに生きているママが多いのではと思います。
斎藤一人さんは、
「思いは想像以上の言葉があるよ」
「この問題はどうしようもならない」と思うから苦しくなるんだよね。
だけど「なんとかなる」が口ぐせになると「世の中そう難しい事は起きない。なんとかなるから大丈夫」って思えてくるようになります。
心が軽くなるんだよね。
このように書かれています。
そして子育てについても「大丈夫、なんとかなる」と書かれており、一人っきりで悩みを抱えこんでしまっているシングルマザーの心を軽くしてくれますよ。
私自身も、以前は答えの出ない問題や漠然とした将来への不安に、日々悩み続けていました。
本屋さんにふらっと立ち寄ったときこの本が目に入り、「絶対、なんとかなる」というタイトルにひかれ、この本を購入したのです。
それから「なんとかなる」という言葉をみる度、口に出して読むようにしていました。
斎藤一人さんが本のなかで書かれているように「なんとかなる」って魔法の言葉のように思えますし、実際、本当に心が軽くなりました。
この本を何度も読み返していくうちに「なんとかなる」が口ぐせになり、無理にではなく、自然にそう思えてくるようになったのです。
あんなに以前は毎日憂鬱だったのに、今でもほとんどのことがなんとかなっていて、悩んでも悩まなくても、結局のところ「気の持ちよう」で全てが変わるのだと気づきました。
すぐに解決できるようなことでなければ「なんとかなる」と思いましょう。
心が軽くなるのでマイナス思考にならず、毎日前向きに暮らすことができますよ。
2. ポジティブの教科書
この本は書道家の武田双雲さんが書かれた本です。
タイトルのように「ポジティブ」になれる考え方がたくさん紹介されています。
武田双雲さんのように「幸せにポジティブになれるメソッド」が紹介されていて、そのメゾットを実践することをおすすめされています。
書籍のなかで「幸せになれる3つの基本」があります。
- 幸せを与えること
- 幸せであることに「気づく」こと
- 幸せな言葉を発し、幸せな態度をとること
この3つの基本と、さらに11の法則が紹介されています。
これらを実践していくことにより、これまでの自分を変えることができる、幸せマインドをもつための自己啓発本です。
この本を手にしたときの私は、自分がポジティブなのか・ネガティブなのかさえ分からなくなっていた、自分を見失っていた時期でした。
そんなときに出会ったのが、この本です。
本を手に取り、もくじをみた瞬間「勉強になりそう」と購入したのです。
思っていた通りのとても勉強になる本で、私は早速この本にあるメゾットを実践するようになりました。
忘れそうなことや忘れてはならないことは、普段持ち歩いている手帳にメモをとり、頻繁に見返すようにしていました。
この本は、それまでの私の価値観を変えてくれました。
「感謝すること」についても書かれており、心がくすぐったくなるような、あたたかくなるような、本を読んでいるうちに自然と笑みがこぼれてくるような本です。
「前向きにポジティブに生きたい」
「幸せになりたい」
こんなシングルマザーに、とてもおすすめの1冊です。
ポジティブシンキングが自然に身につくようになるまで何度も本を読み、実践していくことが必要ですが、この書籍のおかげで私の心はとても穏やかになりました。
3.「感謝」で思考は現実になる
この本はアメリカの自己啓発書作家・エッセイスト・コラムニストである、パム・グラウトさんの著書です。
願いがかなった!という人が続出した全米ベストセラーで、「正しい感謝の方法」を解き明かした1冊です。
パム・グラウトさんは、
「感謝」で思考は現実になる
「感謝」することで幸せを引き寄せることができ
「感謝」の周波数に乗ることで奇跡を起こすエネルギーとつながることができる
このように説いています。
30日間毎日やるエクササイズと、30日間毎日やらなくてもいい20のパーティーゲームも収録されています。
この本のなかには、とにかく「感謝すること」がたくさん書かれています。
「うまくいかない現実しかみえなくなっているなら、今すぐに考えるのをやめて、代わりに感謝してみよう。」
「人生のいいところのすべてに気づくこと。それが最高にすばらしい人生への入り口だ。」
こんなふうにも伝えられています。
嫌なことを考えてマイナスになる時間があったら、出来事全てに「感謝」するように書かれていて、読んでいると荒んだ気持ちが和らぎます。
この本には量子力学や宇宙規模のことも書かれていて、初めは不思議な感じがするのですが、読んでいるうちに徐々に理解ができるようになり、納得もできるようになります。
嫌なことがあっても感謝するという理論に対して「なんで?」と初めは思っていたのですが、感謝することにより、プラスに捉えられるようにもなりました。
また、この本で紹介されている「毎日30日間続けるエクササイズ」も実践しているのですが、続けるうちに、
「”幸せ”とは”感謝”のなかにもあるんだな」
このように思えるようになり、「感謝」を続けることによって、前向きに生きれるようになりました。
感謝されると嬉しいのは当然ですが、自分が「感謝すること」でも心が嬉しくなるのだと気づかされた1冊です。
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まとめ
私は離婚してからずっと「幸せ」を追求していました。
「幸せになりたい」
こんなふうに、ずっと思っていました。
人によって「幸せ」のものさしは違いますが、この3冊の本を読んで「私はもうすでに幸せだ」と思うことができるようになりました。
「シングルマザーだから不幸?そんなことはない!」
そう考えさせてくれる本です。

”なんとかなる”という言葉で心が軽くなり、”感謝”をすることで幸せに気づくことができます。
この3冊の本で共通していえることは「思考」が大事だということ。
考え方ひとつで人生って変わる、と。
そう気づけたら、ポジティブに前向きに生きる方が断然幸せですよね。
いつもくよくよしてしまってスッキリしない、頑張りすぎて疲れてしまった…こんなシングルマザーの人生のヒントになり得る3冊です。
