シングルマザーの副業ライター・kuroneko14です。
シングルマザーの働き方を考えたとき、子供との時間を重視するのか・年収を重視するのか非常に悩まされますよね。
念願叶って正社員にはなったものの、保育園からの呼び出しや子供の発熱で休む日が続いてしまうと、いくらまわりのサポートを受けられるママでも、
「このままでは育児と仕事は両立出来ないかも…」
「解雇されてしまうんじゃないかな…」
このように不安になりますよね。
私が選んだ働き方は「派遣社員」です。
私の場合、前職では3年間、保険外交員として正社員形態で働いていました。
生保レディを辞めてから派遣社員として働き始めたことで、育児と仕事の両立をうまく調整できるようになったのです。
今の働き方はとても気に入っていて満足しています。
ですが、派遣社員というと、
「派遣切りが怖い…」
このように不安に思う方もいるかもしれませんね。
また、社会的な面や安定を求めて、
「働きやすい職場であれば、正社員雇用がいいな…」
このように考えるママもいるでしょう。
今回は派遣を視野にいれているシングルマザーへ「紹介予定派遣」の仕組みを紹介します。
紹介予定派遣とは?
紹介予定派遣で働くということは、基本的な職務内容は派遣社員として働くことと特に変わりはありません。
紹介予定派遣とは、最長で6か月の試用期間を経て、派遣先の企業の社員として働くことが出来る仕組みです。
派遣社員は派遣会社と雇用契約を結びますが、試用期間後、派遣先の社員となった場合は企業と直接の雇用契約が結べるということですね。
ただし、必ずしも正社員になれるというわけではなく、契約社員契約の場合もありますので、雇用条件は事前に確認しておきましょう。
また、紹介予定派遣だからといって、試用期間後に絶対に派遣先の社員にならなければならないというわけではありません。
あなた自身と派遣先の企業お互いの合意があれば、直接雇用の契約に進むことになります。
試用期間の間にこの企業で働くのは難しいなと感じたら、もちろん辞退することも出来ますよ。
一般的な転職や中途入社と違い、実際に働いてみてから雇用契約を決断出来るのは、紹介予定派遣ならではの仕組みです。
入社後に社員として続けられるかどうかをじっくりと決めることが出来るので、シングルマザーとしてしっかり稼ぐことを目標にするのであれば、是非この紹介予定派遣も視野に入れると良いでしょう。
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派遣社員の3年ルール
派遣社員として同じ職場で働けるのは3年間だけ
今、私も派遣社員としての働き方に対し、
「子供と仕事の時間もちょうどいいし、職場もいい感じ。出来ればこのままずっと同じ職場で働きたい!」
こう考えていますが、職場や条件が合えば、このように考える方はやはり多いようです。
しかし、平成27年に改正された派遣法で、派遣先の同じ組織で働ける期間は最長で3年というルールが出来ました。
私も現在働いている派遣先に勤めはじめてから、ちょうど2年が経過したところです。
いつまで働けるのかを含め、今後の働き方に関して考えなくてはいけない時期になっており、非常に悩んでいる最中です。
派遣社員、3年後はどうする?
紹介予定派遣ではなくても、派遣社員と直接雇用を結び、正社員雇用した実績のある会社はあります。
実際に私の職場でも、派遣社員から正社員雇用となった方が数人いらっしゃいます。
もちろん職場の状況にもよりますので、可能性として高くはありませんが…。
また、ひとつの方法として、同じ派遣先であっても所属する組織が変更になれば、最長3年間のカウントは1からリセットされます。
派遣先の別部署で人員を募集していたため「3年経過したタイミングで別部署に異動し、派遣社員として働く」という選択をされている方も複数いらっしゃいます。
3年経過した後に社員雇用を目指すより、別部署で働く方が同じ職場に残れる可能性として高いです。
「派遣先の環境が良く派遣先を変えたくないけれど、3年ルールの制限がある…」
こんな派遣社員の方は多いです。
派遣社員として3年目を迎える方は、担当の営業さんに別部署で働く打診をしてみましょう。

紹介予定派遣と派遣、どちらがおすすめ?
派遣のメリット・デメリット
派遣社員として働くことの最大のメリットは、あなたのライフスタイルや働く時間など希望の条件に合わせられることです。
「子供が小さいうちは残業はなるべくしたくない」
「保育所から呼び出しがあったら駆けつけてあげたい」
シングルマザーの場合、子供に何かあったとき、子供の側にいてあげられるのはあなただけ、ということも少なくないですよね。
シングルマザーとして働いていて、私が一番困ったのは保育園の送迎です。
延長料金が発生しないようにお迎えに行くには、残業は出来ません。
正社員として営業職で働いていた頃は「時短勤務を認めてもらえるのは3歳まで」と時短勤務を認めてもらうことができず、
「18時半までのお迎えに間に合うかな…」
このように毎日必死で、気持ちに余裕がなく辛い時期がありました。
ですので、派遣社員のように希望条件に合う働き方ができるのは、時間的にも気持ち的にも余裕ができ、年収は下がってしまいましたが私にとっては良い決断でした。
派遣社員のデメリットをあげるとすれば「同じ組織で働けるのは3年間というルール」があるため、3年後には次の行動を考える必要がある、ということくらいではないでしょうか。
おすすめ派遣会社「マイナビキャリレーション」
マイナビキャリレーション!は、求人業界最大手の”マイナビ”が提案する、雇用期間の制限がない「無期雇用派遣」サービスです。
雇用契約期間が定められた「派遣の3年ルール」に不安を覚えている方に、特におすすめの派遣会社です。
派遣のような働き方をしながらも、昇給制度・賞与・交通費支給があり、正社員の待遇と同等の働き方ができるのが特徴です。
- 派遣社員の3年ルールが不安
- 未経験から事務をはじめたい
- キャリアアップを目指したい
ビジネス研修制度も充実しているため、事務職がはじめての方でも安心して働ける体制が整っています。
無期雇用派遣で働くなら
紹介予定派遣のメリット・デメリット
紹介予定派遣のメリットは、実際に働きながら会社の雰囲気など見極めながら正社員になれるため、入社してから「こんなはずじゃなかった!」というミスマッチが防げることです。
また、派遣先企業もあなたの働きぶりなどを観察できるため、正社員の求人へ応募するより、正社員として雇用されるハードルは低くなります。
正社員雇用されれば、派遣社員にはない就業先の福利厚生を利用できるようになりますので、収入以外でもメリットとなることがぐんと増えます。
就業先の方針による部分が大きいので、紹介予定派遣のデメリットをあげるのは難しいですが、
- 正社員としての「ステップアップ研修」や「出張」
- これまでさけていた「残業」
正社員となることで、上記の業務が発生する可能性はどうしても出てきてしまいます。
よって、周りのサポートの確保は必要不可欠になります。
就業時間も時短が認められるかどうかは会社によって様々ですので、紹介予定派遣として働く場合は、不安が残らないよう事前に担当営業さんに相談しておきましょう。
紹介予定派遣に強い「JOBNET」
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未経験でも安心のスキルアップ制度あり
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まとめ
派遣社員として同じ組織で働ける期間は3年です。
派遣・紹介派遣ともにメリットもデメリットがありますが「3年後のお子さんの年齢はいくつになるか」が、働き方を決めるポイントになるかと思います。
私の場合は派遣期間の3年を迎える頃に、子供が小学生に上がります。
ちょうど色々な環境が変化するタイミングですので、今後どうするかをじっくりと悩みたいと考えています。
- 派遣社員として地道に経験を積む
- 紹介予定派遣として正社員への道を目指す
どちらも間違った選択ではありません。
お子さんの年齢、そしてあなたのライフスタイルに合う働き方を模索してくださいね。
