「また旦那自慢…はっきり言って、うざいんだけど…」
シングルマザーをしていると、周囲の円満な家族が結構羨ましかったりしますよね。
ママ友のなかには旦那さんの自慢ばかりしてくる人もいて、「正直うざい」と感じた経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか?
今となっては再婚して夫がいる私ですが、シングルマザー時代は、ママ友からのこんなマウンティングを鬱陶しく感じていました。
私の友人たちもシングルマザーとして頑張っているのですが、やはり「旦那自慢がうざいこんなママがいる!」という体験をしていることが多いそうです。
ここではそんなシングルマザーたちが体験した「旦那自慢をうざいと思った瞬間」や、「旦那自慢をするママの心理」をご紹介します。
旦那自慢をうざいと思った瞬間5選
子供と旦那の写真をみせてくるママ友
離婚してから、元旦那が写っている写真を全部消した友人シングルマザーA。
離婚したことを知っているママ友から”嫌み”のような出来事が多々あるのだそうです。
「子供だけが写っている写真なら喜んで見るのだけど、たまに旦那さんだけが写っている写真をわざわざ送ってくるママ友がいる」とのこと。
「はっきり言って、人の旦那の写真なんて見たくないでしょ」と、ママ友からの旦那自慢を鬱陶しく感じているそうです。
友人シングルマザーAが「あの俳優かっこいいよね~」と言うと、
「あ、この俳優うちの旦那に似てる、昔よく似てるって言われてたんだ」
とまで言い出す始末…。
ちなみに、はっきり言ってその俳優とそのご主人は全然似ていないそうです…。
世間ずれした自慢話ばかりするママ友
友人シングルマザーBの体験談です。
ママ友の旦那さんは大手企業の技術者。
学生時代の仲間4人で集まったとき、そのママ友に旦那の自慢話ばかりをされたのだそうです。
「うちの主人は大手だから安定してるし、仕事もすごく難しいことを任されているの」
シングルマザーである友人Bに対して、まるでママ友は自分たちが”一流のお金持ち”であるような自慢から始め、
「主人は家族サービスもしてくれるし、頭も良くて趣味も多彩。子供も賢いから期待してるの。本当に幸せ~」
このように自慢してきたのだそうです。
集まった他の友人たちにも、ご主人が公務員や医者であるにも関わらず、
「公務員の社宅って古くて汚いんじゃないの~」
「医者って病人の看病ばかりで大変だね~」
他の家庭のことはバカにしっぱなしだったそうです。
昔は仲の良い友人グループだったそうですが、「自分の世界にとじ込もって、まわりをみない」そのママ友が嫌になり、距離をおきたくなったそうです。
あまり頻繁に会うママ友ではないそうですが、こういう人の世間ずれした自慢話を聞くのは疲れますよね。

人の悩み話に、自分のろけ話を差し込むママ友
友人シングルマザーCは、仲の良かった友人たちとランチすることとなり、「仕事が忙しくてなかなか子供と遊んであげられない」という悩みごとを話していました。
「うちは旦那からすすんで子供と遊んでくれるんだけど、教育にも熱心で私が気分を悪くするんだよね~」
こんな旦那のイクメンぶりを、シングルマザーのCに遠慮なく話してくるママ友がいるそう。
「イベントがあったらプレゼントを欠かさずしてくれて、親よりも大事にしてくれるし、可愛い可愛いと言ってくれるの~」
旦那ののろけ話を差し込んできた瞬間しらけてしまうらしいのですが、建前上その旦那さんのことを褒めると、悩み相談はそこで終わってしまうのだそうです。
悩みごとを相談しているにも関わらず、自分の旦那自慢を差し込んでくるママ友に対し、周りの話は興味なく、ただ単に自分が話したいだけのように感じるのだそう。
「幸せな話を聞いてほしいのも分かるけど、心に留めた方が良いときもあるし、シングルマザーの前で話す話じゃないと思うんだけど…」
こんなふうに正直イライラしてしまったそうです。
旦那の地位や収入・学歴全てを、あたかも自分のステータスのように話していて、旦那自慢がうざいと感じたそうです。

旦那のイクメンぶりを自慢するママ友
友人シングルマザーDは周りのママ友たちに、シングルマザーであることを告げていませんでした。
ママ友のひとりに、いつもメールでお互いの子供のことを報告したあったり、相談し合える関係の人がいるそうなのですが、そのママ友の子供とDの子供の誕生日が一日違いということもあって話が盛り上がる反面、困っていることもあるそうです。
それは、そのママ友がいつも旦那の自慢話をしてくること。
旦那さんはイクメンらしく、
「子供のオムツを変えてくれた」
「病院についてきてくれた」
こんな話を毎回のように聞かされるそうです。
友人シングルマザーDの離婚理由は、なんと「元旦那がイクメンすぎて仕事を休みがちだった」ため。
ママ共に「夫が病院についてきてくれたの!」と言われても….
「ご主人、わざわざ仕事を休んで何してるの?」
こう思ってしまうのが、正直な気持ちなのだそう。
旦那がイクメンだという自慢はDにとって何の魅力にも感じないため、特に羨ましい気持ちもなく、
「はいはい、良い旦那さんだね~」
これまでは流していたのですが、最近あまりにも自慢話が増えてきたため「またか…」という感じだそうです。
これまでそのママ友には「あなたの旦那さんはどう?」と聞かれたことがなかったため、わざわざ自分からシングルマザーであることをカミングアウトすることはなかったそうですが、旦那自慢がうざすぎて「シングルマザーなんだよね」と話してしまおうか悩み中なんだそうです。

金持ち自慢してくるママ友
友人シングルマザーEには、ルックスも良く旦那さんの収入も高収入でイクメンな、夫婦仲が良い素敵なママ友がいるそうです。
「素敵なご夫婦だな…」
こうEは思っていたそうなのですが、話をしているうちに、遠回しに自慢をしてきたり、周りを見下しているような発言が見られるようになったそうで、
「本当は頭が高い人だったのか…」
と、残念な気持ちになったそうです。
そのママ友は生活に対して何も不満がなさそうで、シングルマザーの自分に比べると何ひとつ劣っているところなんてないのに、時折張り合ってきたりすることがあることも疑問なんだそうです。

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旦那自慢する女性の心理
旦那自慢がうざいママ友って結構いますよね…。
なぜ、彼女たちは旦那の自慢をしてしまうのでしょうか。ここからは、旦那自慢する女性の心理を紹介します。
承認欲求が高い
まずあげられるのが、ただ単に「自分の幸せを自慢したい」心理です。
女性はInstagramやツイッターなどSNSに事あるごとに投稿するように、承認欲求が高い傾向にあります。
SNSをみても、よく子供や彼氏を自慢するツイートや写真をよくみかけますよね。
同じように、まわりの人に「私の旦那はこんなにすごいの!」と話すことによって幸せを再確認し、まわりに羨ましがられたいのです。
旦那自慢することにより、承認欲求が満たされるわけです。
人と比べて幸せを確認したい
これも前述の承認欲求に繋がりますが、夫自慢をすることで、「自分の幸せが、他のママ友より勝っているかどうか」を確かめています。
特に、この心理を持つ女性に当てはまるのが、
- 夫が大手企業に勤めていて安定した収入がある
- 夫がイクメンなので、家事や育児が楽
こんなママに多いです。
シングルマザーは子育てや仕事に追われている人が多いですから、確実に自分の方が幸せであることを確認したいのです。
自信がない
旦那自慢をしている女性は「旦那を自慢することしか、自慢できることがない」
つまり、自分に自信がないという心理の現れです。
例えば、旦那さんが高学歴・高収入だったり、ルックスが良かったり、イクメンであったり…と自慢をする人に多い傾向です。
その女性自体は高学歴でもキャリアウーマンだった華々しい職歴もでもなく、彼女自身には自信が自慢できるようなことがないことが多いです。
彼女たちが自信をもって自慢できるのが、旦那さんのことだけなのです。
その女性は、これまでまわりから尊敬されたり褒められたりした経験が少ないのでしょう。
だからこそ、自慢できる旦那さんを利用して、優越感を得て満足したいのです。
子育てに不安がある
ブライドが高い女性や、負けず嫌いな女性によくある心理です。
例えば、プライドが高いばかりに、子育てに不安があることをまわりに素直に相談できず、
「私の旦那は~」と意地を張って、旦那自慢で話をすり替えていることもあります。
「素直に子供のこと、相談してくれれば良いのに…」こう思いますよね。
しかしあなたがシングルマザーだからこそ、彼女は「結婚している自分の方が幸せに決まっている」と思っていますから、素直に不安な気持ちは伝えられません。
プライドが高い女性は、旦那自慢をした後、
「◯◯さんは?シングルマザーって大変でしょう?」
というように、シングルマザーを見下すような言い方をしがちですので、そういった人に出会ったときは、
「プライドが高い人なんだな」
と聞き流してあげましょう。
まとめ
シングルマザーとして暮らしていると、素敵な旦那さんのいる家庭をみて、結婚を失敗してしまった分「いいなぁ…」と羨ましくなってしまう気持ちもあるでしょう。

旦那自慢をするママ友を「うざい」と思ってしまうことも多くあるとは思いますが、ママ友はママ友なりに何かに悩んでいたり、もしかしたら旦那さんとうまくいっていなくて、それを知られるのが嫌で虚勢をはっているのかもしれません。
そんなママ友と付き合っているとイライラしてしまうことも多いとは思いますが、
「可愛そうな人」
こう思いましょう。
シングルマザーだからといってあなたが不幸なわけではありませんから、うまく聞き流してあげるのが一番ベストですよ。