離婚してバツイチになると、「もう結婚はこりごり」と思う人は多いと思います。
私も、離婚した当初はもう結婚しないと決めていましたし、
「子連れで再婚は正直難しいだろうな…」
こう思っていました。
バツイチ子持ちだと、どうしても再婚には消極的になってしまうものですよね。
そう思っていた私なのですが、現在は再婚を経てステップファミリーとして幸せな生活を送っています。
「バツイチでしかも子連れ。再婚なんで難しいでしょ」
こんなふうに考えているシングルマザーの方へ。
この記事では、そんな私が「子連れ再婚に成功し、再婚生活をうまく維持するコツ」に関して、体験を踏まえながら紹介したいと思います。
バツイチ・子持ちが再婚を成功させるためのコツ
離婚をすると「バツイチ」という経歴が残ります。
離婚をすると「もう一生結婚はしない」と再婚に対して悲観的になりがちですが、子供がいると、
「やはり片親では頼りないんじゃないかな…」
「一家団欒が羨ましいな…」
という気持ちがどこか心の隅にいつもありませんか?
現社会では”バツイチ”という経歴を持っている人がとても多く、昔ほど特別視されないようになってきたとはいえ、どこか後ろめたい気持ちを持ってしまう…。
私もこんなふうに離婚当初はモヤモヤした気持ちを抱えていました。

”バツイチ子持ち”と告げるのは怖いもの
さらに、離婚してバツイチとなると、初めて会った男性に「え?バツイチなの…?」と言われることが度々ありました。
子供がいることを告げると、なおさらびっくりされることも…。
シングルマザーの中には「バツイチで、しかも子連れ」と好意を持っている男性に伝えた途端、敬遠された経験があるかたも多いのではないでしょうか?
そういう反応をされてしまうと、再婚はかなり難しいと感じてしまいますよね。
私の場合、たとえバツイチ・子連れを受け入れて付き合ってくれた男性でも、いざ結婚の話がでるとスムーズに進まなかったこともあります。
また、相手の男性が「バツイチで子連れの人と結婚した」という状況になることを考ると、なんとなく申し訳ない気持ちになってしまう方もいらっしゃるでしょう。
子連れ再婚には悩みがつきものですよね…。

バツイチという経歴を深く考えない
そんな私ですが、離婚から時間が経つにつれ「バツイチ子連れ」であることをそれほど気にしなくなりました。
それは、周りにもバツイチが意外と多かったことや、子連れでも再婚を成功させている友人がいたためです。
離婚をしてからずっとサポートしてくれていた「両親や応援してくれていた友人たちに悪い」という気持ちもありましたが、結局、
「自分が幸せにならないと人生は楽しくない」
という思いが強くなり、再婚を少しずつ考えるようになったのです。
幸い、私の場合は子供の年齢が小さかったので、今再婚しても子供の心に影響は少ないと思ったことと、「父親」という存在を小さいうちにつくっておくのも悪くない、と考えるようになりました。
バツイチだから自分はもう恋はしないと決めつけるのは、人生においてもったいないと感じたのです。

子供がいることを武器に変える
私が再婚を諦めなかったのは、周りで成功している友人がいたことや、幸せな家庭を築きたいと心から願っていたからだと思います。
子供がいないバツイチ女性であれば、まだ再婚しやすいイメージはありましが、子連れとなると一気に再婚のハードルがあがります。
さらに、再婚する上で、子供に対する罪悪感や不安もありますよね。
- 子供と再婚相手はうまくいくか
- 再婚相手が血が繋がっていない子供を大事にしてくれるか
- 子供にどう説明すればよいか
など、再婚を考える上で「子供に関すること」は最大の悩みの種となるのではないでしょうか。

ですが、私はこの問題に関しても、あまり深く考えないように心がけていました。
「子供のことを受け入れてくれる人がきっといるはず!」
こう、楽観的に考えるようにしていたんです。
そんな私が、相手の男性の前で気をつけていたことは下記の3つです。
- バツイチ・子連れでも子供と二人で楽しく過ごしていることをアピール
- 再婚に関して相手にプレッシャーをかけない・態度に出さない
- 離婚歴がある子持ちでも、悲観的にならない
子供と二人でも楽しく暮らしていることで、相手の男性に「楽しい家庭生活のイメージ」を持ってもらうことができますよね。
子供がいるほうが楽しいよ!とアピールすることが、シングルマザー流の再婚相手へのアプローチのコツなのです。

再婚相手の選び方
最初から肩肘を張らず「バツイチで子供がいる」ということを相手の男性に明かしておくほうが、お付き合いする上で楽です。
その状況でもお付き合いしてくれるかどうか・再婚の意思はあるかどうか、覚悟を決めてくれる男性を再婚相手に選ぶことがポイントです。
私の場合は、子供がいるということも含めて、私のことを心から好きになってくれた男性に出会うことができました。
子供のことも責任をもって養う、という意思を結婚前に伝えてもらうこともできました。
バツイチ子連れで再婚するとなると、もうそうそう失敗はできないですから…。
再婚前に子供のことも含めて、私たち親子を養う意思・受け止めるだけの覚悟があるかどうかを、交際相手に確認しておくことはとても重要です。
再婚してからバツイチであることや子連れであることを負担に思われては、再婚生活はまた長くは続かないでしょう。

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幸せな再婚を維持するコツ
こうして私は子連れでも再婚に成功しました。
最後に、子供と血のつながっていない夫との再婚生活をうまく維持するコツについて紹介します。
本当の家族のように振る舞う
再婚後、私が幸せに暮らしているのは、本当の家族のように自然に暮らしているからだと感じています。
子供は微妙な空気感を感じ取ります。
子供にとっての「お父さん・お母さん」を自然に振舞うことが、再婚生活を維持するためにとても大切です。
最初の結婚の失敗を繰り返さない
一度結婚していると「こんなことが離婚につながる」「お互いの歩み寄りが大事」「ある程度の我慢は必要」など、結婚生活で学んだことがたくさんありますよね。
私は「我慢が足りなかったこと」や「相手の気持ちに寄り添えなかったこと」が、離婚の大きな原因でした。
再婚生活では、前回の結婚生活で自身の至らなかった点を気をつけるようにしていて、そのおかげで夫婦喧嘩も少なく、毎日穏やかな気持ちで再婚生活をおくることができています。
性格の不一致で離婚する場合、夫婦のどちらにも欠点があることが多いのではないでしょうか。
前夫を責めるばかりでなく、自身の過去の悪い点や失敗を改めて見直し、改める努力をすることが再婚生活を穏やかに過ごすコツです。
私の場合は「相手に対して神経質になりすぎないこと」「相手に期待しすぎないこと」などに注意しています。

まとめ
私の場合、再婚することに対する悩みは、子供の精神的な負担を心配していたことが大部分を占めていました。
ですので、子供がいるから…と恋愛に対して消極的にならなかったことが、再婚成功のコツだと思っています。
「私なんて、どうせバツイチだから…」
「子供がいるから難しい…」
こんなふうに何も行動していない段階で、恋愛や再婚を諦めてはいませんか?
あなたの人生ですから、あなたも子供も楽しまないともったいないですよ。
このように気持ちを前向きに持っていると、人生は必ず好転します。
