「在宅で働ける仕事として興味はあるけど、Webライターってどんな仕事?」
「友人が”副業でWebライターの仕事をしている”と話していたけど…どういうこと?」
このようにWebライターの仕事や副業に興味はあるものの、なんだかよくわからない…という方は多いのではないでしょうか?
筆者も最初はそのように思いながら、副業としてWebライターの仕事を始めました。
副業として始めた頃の平均月収は約3万円。
それからWebライターを本業とした今は、月収18〜20万円ほどを稼いでいます。
今回は、現在Webライターを本業として活動している筆者が「Webライターの始め方」について、体験談を交えながらお届けします。
「在宅で仕事がしたいな」
「副業で収入を安定させたいな」
このようにWebライターをはじめてみたいというシングルマザーの参考になれば幸いです。
Webライターを始めた理由
副業としてWebライターの仕事を始めた当初、私は介護福祉士としてパートで働いていました。
9時から15時までデイケアでの勤務をこなしてから、買い物を済ませて帰宅するのは毎日16時過ぎ。
時間給のパートのお給料は今後ガツンと増えるとは考えにくく「空いた時間で何か副業できないかなぁ」と思ったのがきっかけです。
とはいえ、子どもが家にいるので夜間外へ働きにいくわけにはいかないし、そもそも1日に2~3時間の短時間だけという都合のよいパートやアルバイトが近所でみつかるかというとそれは至難の業です。
自分の空いた時間に、在宅で効率よくできる副業。
資格も特別なスキルもいらない仕事….。
それがWebライターだったのです。

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Webライターとして最初にやったこと
Webライターとして在宅で副業をしようと考えた理由は、当時たまたまクラウドソーシングサイトの存在を知ったからです。
「何だかよく分からないけれど、とりあえずやってみなければ始まらない」
こう考えた私は、まずは複数のクラウドソーシングに登録することから始めました。
クラウドソーシングへの登録
私が登録したクラウドソーシングサイトは、
日本の最大手クラウドソーシングサービスである、上記の3サイトです。

プロフィールの充実
アカウントの登録ではプロフィールが必要となるのですが、特別なWebスキルや資格のない私はそこで少し悩みました。
「Wordできます!」「Excelできます!」と書くよりも、
「MOSの資格を保有しています」*MOS=マイクソフトオフィススペシャリスト
このようなIT系の資格をもっている方が、Webライターとして説得力があるんじゃないかな?とも思いました。
ですが、もっていない資格やスキルは書けませんよね…。笑
WordとExcelは職場で使っていたので問題なく操作できること。
そして今までの職歴や保有資格・興味のあること、できる限り細かくプロフィールに落とし込み「私」を知ってもらえるよう充実を図りました。

仕事を受注するためのコツ
クラウドソーシングサイトでは、クライアントが募集している仕事に応募メッセージを送り、採用されることで仕事を受注することができます。
つまり、クラウドソーシング上で仕事を得るには、自分ができそうな仕事を探し、応募メッセージをおくらなければなりません。
仕事内容に合う応募メッセージを送る
この応募メッセージで私が心がけているのは「クライアントのニーズに沿った応募文を送ること」です。
例えば、ペット関連の記事のライティングを募集しているクライアントに対し、
「転職サイトのまとめ記事作成経験があります」
「電化製品についての知識が豊富です」
このような応募メッセージを送っても、全く説得力がありませんよね。
これでは採用されません。
クライアントの欲しい記事は「ペット」についての記事です。
子育てに関するライターを募集しているのであれば、あなた自身の子育て経験。
仕事に関するライターを募集しているのであれば、あなたのこれまでの職務経験など…。
このように「あなたを採用すれば、クライアントが必要としている記事が納品されるよ」というメリットを伝えるのが、応募メッセージの役目です。
このように、あなたの書けること・興味のある分野の仕事にどんどん応募していけば、効率よく仕事を受注することができます。

最初は文字単価は度外視
最初は単価の安い小さな案件でも、数をこなして信頼度をあげて実績をつくっていけば、今度は自ら応募するだけでなく他のクライアントからスカウトの仕事を受けられるようにもなります。
特別なWebスキルがなくても、多岐にわたるジャンルの仕事が掲載されているクラウドソーシングを使えば、きっとあなたに合った仕事を見つけることができますよ。

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Webライターの収入と労働時間
Webライターとしていくら稼げるかは、仕事を始める前に一番気になるところですよね。
1か月あたりの収入
前述の通りとなるのですが、私が副業としてWebライターの仕事をしていた当時、平均月収は約3万円でした。
平日の夜に1~2時間、あるいは週末の空き時間を使って仕事をしていました。
時給換算でいえば約540円になりますね。
Webライターを本業としている現在は、月収約18~20万円が平均報酬です。
受注する仕事は1文字1円以上の案件に絞っており、1時間1,000円の時給換算を下回らないようにスケジュール管理することを心がけています。
平均労働時間
私は元来怠け者の性格なので…笑
効率よく仕事をこなすことができるよう、スケジュール管理は徹底しています。
勤務時間は9時から18時まで。
お昼休憩1時間を挟んで1日8時間労働が基本です。
朝食・洗濯掃除といった家事をこなしてから、コーヒーとミネラルウォーターを抱え、9時には必ずパソコンの前に移動します。
遅刻厳禁です。笑
そして18時には必ずその日予定していた分の仕事が終わるよう、スケジュールを組みます。
在宅だからいつでも仕事ができるなんて考えていると、どうしてもだらだらと作業してしまい、結果的に非効率になってしまうからです。
休みは土日休みの週休二日制と決めています。
予定が入って平日にお休みが必要な場合には、その分1日の稼働時間を増やすか、土日のお休みを減らすようにしています。

Webライターのメリット
通勤時間(準備も含む)がかからない
外に仕事に出るとなると、職場までの通勤時間を考慮する必要がありますよね。
必要なのは通勤時間だけでなく、家族の朝食を準備する時間や、身支度の時間を逆算した分だけ早起きすることになると思います。
在宅で勤務できるWebライターであれば、家から職場まで徒歩「数歩」です。
職場に向かうまでの時間や身支度にかかる時間を大幅にカットすることができます。
仕事に必要な諸費用がかからない
仕事をしていると、意外と色々な経費が必要になってきませんか?
交通費は職場で負担してもらうケースが多いとは思いますが、制服のない職場では衣服費が必要な場合もあります。
お弁当だって毎日手作りできればいいけど、ランチはついついコンビニや外食で済ましてしまう…という方も少なくないはず。
筆者も学校に勤務していた頃、それなりに私服代にお金がかかったものです…。
Webライターなら、それらの心配なく仕事に専念することができます。
好きなときに休みが取れる
「自分の好きなように休日を取ることができる」
これはWebライターの一番のメリットではないでしょうか。
特に子どもがいるシングルマザーや主婦は、子どもの学校行事や突発的な病気で所定以外の休日が必要になることがありますよね。
休みを取りづらい職場では、その都度、肩身の狭い思いをしますよね…。もちろん筆者もその1人です。
クライアントとの納期を守ることが第一条件とはなりますが、
「あの…この日は〇〇があるので休ませてください」
「子どもが急に熱を出してしまって…すみません…!」
このように職場に対して肩身の狭い思いをすることもなく、自分で仕事のスケジュールを管理できることは、Webライターの仕事の強みのひとつです。
働けば働くほど収入になるやりがい
Webライターの仕事の中で、筆者が強く感じているのがこのメリットです。
ひとりで仕事を管理しなくてはならない責任もありますが、働けば働くほど収入に反映され、かつ誰かの役に立つことができるWebライターの仕事は、やりがいを感じながら働くことのできる職業です。
また、Webライターはクライアントの求める記事内容について色々と調べなければならないケースも多く、自分の見識をより深めることができるのも魅力のひとつです。

生活スタイルにあわせた働き方ができるWebライター
自分に合った職種と勤務スタイルは、まさに人それぞれです。
生き方の多様性が進む昨今、その選択肢はより多くなっていますよね。
実際、筆者も製造販売業から保育・介護・教育現場…と様々な職種や職場で働いてきました。
家族と自分の時間を有効に使いながらもしっかりとした安定収入も確保できるWebライターという仕事は、今の自分に一番合った働き方です。
在宅で子どもと寄り添いながら働く方法をお探しの方は、ぜひ選択肢のひとつとしてwebライターを検討してみてはいかがでしょうか。
まずはあなたに合うかどうか…副業からすこしずつはじめてみるのがおすすめですよ。

